南天の星達

小さい頃田舎に住んでいた事も有り、星がとても綺麗で良く夜空を見ていた。
そしてやがて学生から社会人となって、一時は星から離れていたが1986年にハレー彗星が76年振りに地球に接近した時に、何故か無性に見たくなり当時条件が良いと言われていたオーストラリアまで出かけた。
レンタカーを借りて見に行った場所はとても暗く車が30分に一度通過するだけで、空を見上げると雲が浮かんでいた。
せっかく来たのに雲が出てると思って良く見ると、それは雲では無く「大マゼラン星雲」と「小マゼラン星雲」だった。
肝心のハレー彗星は双眼鏡でやっと尾が見えたが正直それ以上の感動だった。
それ以来、南天に憧れ特に人口密度の少ない西オーストラリアに行く様になる。

いずれも写真をクリックすると拡大されます。
大マゼラン星雲(左側)と小マゼラン星雲(右側)

大マゼラン星雲は北斗七星のひしゃくの中にすっぽりと入るおおきさです。
南十字星(左側)とイータカリーナ星雲(中央右側)

南十字星の左下には暗黒星雲の石炭袋(コールサック)が見えます。
大マゼランと人工衛星?

機材をセットして室内で水割りを飲んでいたら人工衛星が?写っていました。
大マゼラン星雲とタランチュラ星雲

右下に1987年に出現した超新星が見えます。
イータカリーナ星雲

花びらが開いたかの様に美しい。
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